しゃぶ

そんな元嫁とのエピソード。離婚に至る経緯に、しゃぶもあった。

覚せい剤常習犯。前科。

いま彼は、執行猶予中なのだ。

あー、なぜ気づかなかったのか。

わたしも限界。夜予定がないのに、彼に連絡しなかったわたしは殺すだのまた怒鳴られっぱなし。

今から殺しに行くから待ってろよ。と

限界。

警察に電話

いまからもしかしたら殺されるかもしれません。見張りをしてくれませんか？

わたし、相当メンタルは強いし、プライドも高い。こんな電話したことに後悔。

皆にばれるじゃん。おおごとになったらどうしよー

ふとわれにかえり、こんなことしたらまた怒られる。と彼に対して恐怖が勝る。

インターホンが鳴る。彼より先に警察がくる。

君、詳しくきかせて。

あ、間違えです。大丈夫です。

インターホン切るわたし。

警察も食い下がらない。

こんなこと聞いてかえれないから。

無視ー。

彼も無視。

もうどうにでもなれ。

夜中、4時。またインターホン。

彼？

違う。

また警察。

朝、7時。また警察。

君、彼の名前だけ教えなさい。

また警察。

彼、大変危険な人物だから、今すぐ署にきなさい。

やっと行く気に。

仕事は休み。彼からの鬼電はしかと。

玄関出たら刺されるかな。

先に警察がいた。